トライアルを終えてから3日も経ってますね。笑
帰国までの準備の慌ただしさ、なによりも人生初の時差ボケでだいぶ体調が優れませんでした。
ニュージーランドとオーストラリアは隣国ではありますが特にアデレードとの時差はしっかり2時間半あるんです。
なのでだいぶキツかったですね。
プロの選手はみんなこういった遠征が1シーズンに何度もある。
改めてプロの凄さを痛感しました。
オーストラリアへ戻ってくる時の、久々に見たアデレードの上空はとても綺麗でした。ホークスベイの後にこれを見たらアデレードが田舎とは思えなかったですからね。笑
さて、
今回はネイピアパート3とトライアル2日目の事について綴りました。
3日目に開催した日本人会では一番賑わってる街中やビーチ沿いを訪れたんですが、話すのに夢中でほとんど写真を撮らなかった事を前置きしておきますね。
3日目の朝、起きてパーク内とビーチを散歩。
その後は朝食を終えて宿から一番近い八百屋とスーパーへ買い忘れたモノたちを入手しに。
もちろんスーパーも小さいスーパーで。意外と品揃えは悪くなかったんだけど値段が少し高くて。
そういえば、アデレードとニュージーランドのスーパーの違いは、お酒が直に売られているってことくらいでしょうか。
ちなみにネイピアでは売られているけど、オークランドでは売られていないようです。
アデレードのスーパーにもお酒は売ってませんからね。
で、ここからは日本人会。
14時にシティ内のスーパーに集合だったんだけど、僕は宿からバスに乗らなくちゃいけなくて。ちょうど宿に徒歩で行けるバス停があったのでそこからシティまで行くことに。
ネイピアの情報のほとんどをGoogleマップで入手していたので、このバス情報もそうでした。
バス停まで行く途中にヒッチハイクしてる女の子2人を発見。
ヒッチハイクしてる人をこの目で見たのは初めてでした。
どうやら200キロ先のtaipoってとこに行きたかったらしい。
この2人が良い旅を続けられるように祈りつつバス停へ。
そして、昨日のバス停の時刻表ですよね。。。
Googleマップさんいわく、0:40にバスが来るとの情報でした。
そもそも、Googleマップが表示してくれたバス停の位置がだいぶズレてる時点で気づくべきだったのかもしれません。
これは古い情報だ。
確かにこれだけの田舎街。情報が更新されないままの可能性も十分考えられる。
ただ、0:40にバスが通るのは間違いなかったので
そのバスが何かの間違いで停まることを祈って待っていたんですが
運転手、乗客の何人かが不思議そうな顔をして僕を見ながら、無情にもバスは過ぎ去って行きました。
そりゃそーだよな。笑
というわけで、日本人会の中にオークランドからネイピアまで車で6時間かけて来たという猛者がいたので、迎えにきてもらいました。笑
幸いにもシティから車ではそんなに離れていない場所だったのでタイムラグも少なくみんなと合流出来ました。
いやー本当に迷惑かけたなあ。。
それからは上記の通り、街中とビーチ沿いを歩いたわけです。
1日目に僕が歩いて詮索していたエリアよりさらにビーチの方へ行くとショッピング街がそこそこ立ち並んでいて、規模は小さいけどそこがメイン通りなんだなっていうのがわかりました。携帯ショップやスポーツショップもあったし。みんなここで普段は買い物しているんだろう。
集まったメンバーは
同い年のカズ、オークランドから来た猛者テッペイとその相方ヒロ。
そして同じ名前のケータ。そしてわたくしミノ。の5人でした。
ビーチ沿いと街中を一通り散策した後、ジャンケンで勝った人が無条件で入るカフェを選べるという決め方をしたんですけど。
最終的にケータが勝って、この散策中に通らなかったカフェを選択したんですね。出会って一発目から能力を発揮してくる男ケータ。
その後はカフェで1時間くらい色んな談議を。
今までどう過ごしてきたか。
どういう経緯で今の国にきたのか。
様々な共通点、共通の知り合い。
話せば話すほど繋がっていくわけです。
いつも言っていますが、長くサッカーをやっていると必ず何かが繋がる。
既に繋がっているんですね。
そういう繋がりはきっと自分の未来に少なからず何かの影響を与えます。
さっきから「何かが、何か」と抽象的な表現ばかりですが、そんな未来のことはわかりませんし、「何に影響させられるか」は自分でも決められることですからね。
選択肢を作るのも常に自分だし、選ぶのも常に自分です。
そんな感じで3日目は解散。
そしてトライアル2日目の今日。
ご存知の方もいるでしょうけど、ダメでした。
1日目よりグラウンドは多少乾いていたので少しはやりやすかったけど、パフォーマンス自体が初日よりも下回ってしまいました。
身体が重たかったわけでもないし、調子が悪かったわけでもない。
これが自分の弱さってことなんですね。
初日に突出した選手はいなかったと書きましたが、僕がそう見えていたようにチーム関係者の目からすれば僕もパッとしなかったということです。
これが現実。
トライアル後に1人1人と面談があって、監督からは
「君はテクニックもあって中盤でも上手くバランスを取れる選手だ。だけど来シーズンウチが欲しいタイプの選手ではないんだ。申し訳ない。だけど君は他のトライアルも受けるべきだよ。」
そう言ってくれました。
まずこのトライアルに参加させてもらったことだけでもありがたいし、本当か嘘かはわからないけどそうやって評価してくれことが次に繋がると思う。
実際に僕の実力が足りなかった。
それ以上でも以下でもないです。
何人かはこのトライアルで契約にまで至ったみたいでした。
確かに2日目で凄く目立ってた選手がいたので、おそらくそいつらがそうなんでしょう。
ちなみに同い年のカズも来週木曜にまたトライアル参加することになりました。是非契約して欲しい。ここで出会ったにも何かの縁。
応援しますよ。
今回のトライアルの旅はで終わったわけです。
ニュージーランド。ネイピアっていうとんでもない田舎街だったけど
良いところだった。良い人生経験になったな。
それではみなさま、ごきげんよう。
ついに明日の夜に日本到着ですよ。
to be continue…
AspirationTicket
美濃村慶太