美濃村慶太

「勢いの数値」「本気で思ったこと」

こんばんは。

ついにチームからジャージが支給されました。

去年のキャンベルタウンのやつと質が全く一緒でした。笑

先週末に行われたFFA CUPの1回戦は4-0で勝利し、無事に公式戦デビューを果たしました。
試合もフル出場し、得点やアシストは無かったもののチームの勝利には貢献出来ていたんじゃないかと思います。
試合中の雰囲気、試合後のチームソング、サポーター熱など。
アデレードで過ごした3シーズンとはまた違ったモノを体験しています。
一番嬉しかったには、1人の少年から「写真撮って」と頼まれたことでした。僕のプレースタイルは試合中には目立ちにくいのですが、その少年は気に入ってくれたみたいです。
地道にですが、半年という短いシーズンでサポーターやスポンサーの人たちに名前を覚えてもらわなければいけないので、毎回の練習で、試合で、何らかの結果を残すことが要求されます。

この試合、僕の走行距離は12.2kmでした。
ハードワークメインの中盤の選手で考えたら平均以下でしょうきっと。
サッカーは走った距離では評価されないし、その中でどんなクオリティを見せるかが重要です。
世界最高峰のFKやキック精度で有名な、あのベッカムでさえ多い時は20km近く走ってましたから、僕なんかはミジンコみたいなもんですね。

来週からリーグ戦が開幕し、おそらく9月の二週目までは週末休みが無いはずなので、ビザが切れるギリギリの日まではサッカー漬けの生活になるでしょう。幸せです。
昨シーズンは最後の試合で欠場。怪我でメンバー外だったので
今シーズンこそは全試合スタメンフル出場してチームを優勝させよう。

先週の火曜日、川崎フロンターレがACLでのアウェイ戦のためメルボルン入りしており、メルボルンビクトリーとの試合が行われたので観に行ってきました。まさか2年連続で海外でJリーグのチームが試合しているところを生で観れるとは思ってなかったです。またしても貴重な体験が出来ました。

で、なんでビクトリーが勝てたのか。なんで川崎が負けたのか。ってとこを試合後に凄く考えてました。

試合開始直後から、川崎は小気味良いパスワークがでビクトリーを翻弄してた。ボールを低い位置で奪ってからでも、近くの選手同士のサポートの質や距離感が良いので展開が早くて、ビクトリー側も最初はやりづらかったと思います。だけど結局ゴールには至らず。というのが前半の25分くらいまで。

それから、川崎のGKがなんてことないミスをその時間帯にたった1本だけしたんですよ。それからのビクトリーの猛攻が物凄くて。
それが起きるまではゴール前に行く回数もそんなに多くなかったのに、いきなりビクトリーが川崎側のピッチでプレーし出したんですよね。
だけど川崎のパスワーク自体は変わってないんです。サイドに散らして、たまにクサビ当てて、ペナルティエリアまでボールを運んで。

「ずーーっと同じペース」て試合をこなしていたんです。

一方、ビクトリーは側は
なんだかわからないけど、ボール奪取の回数が増えてきて
ゴール前でプレーする機会も増えて、前半の終わりの数分は何度も川崎のゴールを脅かしていました。
結果的に前半のうちにスコアは動かなかったんですが、ハーフタイム中には「このままいったら川崎の勝ちはないかな。」とは思ってました。
良くて引き分けだろうと。何かキッカケや起爆剤がどこかの時間帯でないと厳しいだろうなと感じてました。

川崎の方は後半途中に阿部選手や小林選手を投入して攻撃的にシフトしていましたが、ビクトリーの交代で入ってきたウィンガーと黒人センターフォワードの方が正直いって強烈でしたね。後半の疲れが出てきた時にあの2人が入ってくるのは、川崎のDF陣はしんどかったと思います。
段々と中盤のギャップを突かれて最後は押し込まれて失点しましたからね。そしてビクトリーの勝ち。というのが試合の考察です。

で、やっぱり凄いなって思ったのは
ビクトリーのスイッチの「入れ方」。
たった一本のGKのミスでチーム全体の「あ、ここだな。押し込むポイント」みたいなスイッチの切り替えも早いし、勢いも凄かった。
じゃないとあんなにいきなりチャンスは作れない。
淡々と自分たちのサッカーを遂行してゴールを奪おうとする川崎と、それをしぶとく耐えてゴール前の場面ではフルパワーで行ってゴールを脅かし続けたビクトリー。蓋を開けてみれば対照的だったなって。
で、ビクトリー側も決してポゼッションで川崎に負けていたわけでもなかったですし、良く互いのポジションをローテションしながらジワジワ攻めてた場面もあったので必然的に負けてしまったのかなと。ビクトリー側のGKのビッグセーブも目立っていたんですけどね。

おそらくの今回のビクトリーの1番の勝因はこのスイッチの入り方だったと思います。

そしてもう1つ感じたのは「勢いの数値」ですね。
やっぱりほとんどの海外のリーグ、各チームが持つ「勢い」ってのが、強いチームは別格なんだと思います。
例えばこの試合、ビクトリーの勢いが100だったとしたら川崎は50くらいだったんだと思います。
それくらい「ずーーっと同じペース」で試合を進めていたんです、川崎は。だからそう感じざるを得なかったんです。
あれだけパスを繋いで相手を剥がしてもゴールを奪えない。そしてシュートまで持っていけない。
小林選手の疑惑のオフサイドノーゴールもありましたけどね。

なんにせよ、過密日程のなかメルボルンまで遠征して日本を代表するチームとして戦い抜いたフロンターレの選手、スタッフのみなさま、おつかれさまでした。そしてありがとうございました。

それと、メルボルンまで駆けつけていたサポーターのみなさま、熱い応援にとても感動しました。ありがとうございました。

そして、僕が「本気」で思ったこと。

「メルボルンビクトリーを倒したい。」

です。

今行われているFFA CUPというのは勝ち上がればAリーグのチームと戦えるチャンスがある。
ビクトリーは同じ地域なので、本当に決勝くらいまでいかないと当たる確率は低いです。
でも可能性はゼロではないと。

いきなり何言っちゃってんのと。
読んでる皆さんはきっと「何言っちゃてるの」。と
「勝てるわけないよ」と。
「そのビクトリーに勝てば川崎より強い証明になるってことでしょ、甘いよ。」とか。
ほとんどの方はそう思うはずなんですよ。

まあ確かにそうですね。
確率で言えば相当低いし、死ぬほど頑張っても出せる結果じゃないだろうし、仮に自分が死ぬまで頑張ってもチーム力も影響するのでそれだけじゃ勝てませんし。

でも、可能性がゼロじゃない限り、そういう夢を見ちゃうんですよね。
そしてそれを現実にしたくなるんですよね。
自分がオーストラリアの4部にいようが、その権利自体は与えられているわけですからね。
誰になんと言われようと、無謀な挑戦といえど、年齢なんか全く関係なく突き進んでいきたいんですよね。後悔するのが1番嫌だし。
もちろん、機会があるならばJリーグチームとも試合はしてみたいですしね。みんなが絶対勝てないだろって思ってる試合で勝つ。
こんな気持ちいいことはないですからね。

というわけで、次のFFA CUPの相手が格上の相手なので、まずはそのチームを倒すこと、そしてリーグ初戦を勝利で飾ること。
ここにまずは集中したいと思います。

引き続き応援よろしくお願いしますね。

To be continue…

Aspiration Ticket

美濃村 慶太


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